「欄間」をご存知でしょうか。
昔の人であればすぐに理解する事が出来るでしょうが、今の時代ですと聞きなれない言葉でしょうね。
そもそも「欄間」を何て読むのかさえ解らない。
そのような人もいるのではないでしょうか。

これは「らんま」と読むものです。
和室の障子と天井の間のスペースの事を指し、かつては換気や明かりを用意する部分でしたが、いつしかそこに様々な装飾品を飾るようになっていったのです。
欄間販売業者まで登場しているのですが、欄間というのは基本的に必ず必要というものではありません。
言うなればアクセサリのようなものですので、絶対に必要なものではないのですが、それが却って嗜好品としての道を歩む事になっていったのです。
特に今では和室の部屋そのものがニーズの低下もあるのですが、高所得者層などの余裕のある人しか利用しないような状況になってしまっていますので、欄間の存在感は、高所得者層だけのものとなっているのです。